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VTuberのマイクノイズ対策は、最初に短いテスト録音を作り、どの場面で音が入るかを分けるところから始めます。無言の間も続く音、キーを打つときだけ入る音、大きく話すと割れる音では、試す順番が変わります。
フィルターを一度に増やすと、ノイズが減ったのか、声まで小さくなったのか判断しにくくなります。この記事では、今の設定を残し、一か所ずつ変えて録音を比べる手順を紹介します。OBSを使う場合の確認点と、対応マイクで振動対策をするときの用品も取り上げます。
最初に同じ台本でノイズを録音する
本番配信へ変更を加える前に、短い録画や録音で現在の状態を残します。声が入る部分だけでなく、無言、普段の会話、キーボード操作など、配信中に起こる場面を一つの試験に含めます。
試す文章は、毎回同じ内容にします。挨拶を普通の声で言い、文末まで読み、少し間を空け、配信で使う程度の大きな声も出すという順番です。叫ぶ必要はありません。ゲーム中に反応する声など、実際の使い方に近い範囲を確かめます。
録音を聞くときは、声の好き嫌いより、何秒付近にどんな音が入るかを書きます。「音が悪い」だけだと次に触る場所が決まりません。「無言でも風のような音が続く」「キーを押した瞬間に低い音がする」「語尾が途中で切れる」と分けると比較の基準になります。
| 試す場面 | 耳で確かめること | 残すメモ |
|---|---|---|
| 無言で待つ | 連続音、遠くの生活音 | 続く音か、時々入る音か |
| 普通に話す | 聞き取りやすさ、声の揺れ | 聞き取れなかった語句 |
| 少し大きく話す | 割れや急な音量変化 | そのときの入力設定 |
| キーを打つ | 打鍵音や低い振動音 | 机やマイクの位置 |
| 文末から無言へ移る | 語尾の欠け、不自然な切替 | フィルターの有無 |
記録する環境は、マイクの型番、接続先、使うアプリ、入力レベル、フィルター、設置位置です。数値をすべて暗記せず、設定画面の控えと短いメモを残せば戻せます。アプリを更新した日も書くと、変更の前後を比較しやすくなります。
聞く側の条件もそろえます。最初の録音はヘッドホンを小さな音量で聞き、次の録音はスピーカーを大きくして聞く、と変えると差を判断しにくくなります。同じ再生機器と音量で比べ、音量を上げすぎてノイズを探し続けないようにします。
一回目の録音は、あとで消さず比較用として残します。ファイル名に日付と変更点を入れ、修正前、置き場所変更後などの区別を付けます。試験番号と設定を紙へ並べたい場合は、表を自作できるノートが使えます。音声テストの条件を整理するMDノートを楽天市場で確認する
部屋の音と机からの振動を別に試す
ノイズを減らす候補は、配信ソフトの設定だけではありません。何が起きたときに音が入るかを見ながら、部屋の環境と机周りを順に確認します。
無言でも続く音が気になる場合は、窓の開閉、近くの家電、パソコンの設置位置などを一つずつ見ます。止めても支障のない音源を短い試験の間だけ止め、録音の変化を聞きます。空調を長時間止めて暑さを我慢したり、パソコンの冷却口をふさいだりする対策は避けます。
机の上を触ったときに低い音が入る場合は、手が当たる場所とスタンドの位置を確認します。マイクを支える部品、ケーブルが机へ触れる位置、アームを固定した場所などを観察します。試験のためにマイクへ強い衝撃を与えず、普段のタイピングやマウス操作の範囲で比べます。
キーボード操作中の音にも、空気を通じて届く打鍵音と、机や取付部を通じて伝わる振動が混じることがあります。ショックマウントを付ければ打鍵に関するすべての音が消えると考えず、配置を変えた試験と合わせて判断しましょう。
マイクの正面や適した向きは、使っている機種の説明書で確認します。外見が似ていても、話しかける位置を自己判断で同じにしないようにします。口との距離を変える場合は、無理なく同じ姿勢を保てる位置を探し、その位置で入力レベルも試します。
オーディオテクニカ AT8455
対応マイクを使っていて、スタンドやアーム側から伝わる振動への対策が必要なら、ショックマウントが候補になります。購入前にマイク本体の型番を末尾まで照合してください。
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メーカー公式情報では、AT2020USB-XとAT2020USB-XPが対象で、取付部から伝わる振動ノイズを減衰させる用品と説明されています。似た名称のAT2020などへ適合すると広げず、対応一覧にある機種かを確かめます。楽天の検索結果ではマイクとのセットや中古品も混じるため、単体の状態と付属品を選んで比較しましょう。
取付けは公式取扱説明書に従います。使うスタンド側のねじや、ゴムひもの固定状態も確認します。振動が変わったかは、取り付け前と同じ操作を録音して比べ、部屋の音については別に評価します。
入力経路を確認して重複した音を探す
自分の声が二重に聞こえたり、響いているように感じたりする場合は、マイクの性能を疑う前に、どの経路の音を録っているかを整理します。直接聞いている音と、アプリを経由して戻る音を混同しないようにします。
配信用の構成は、マイク、パソコンへの入力、配信ソフトの音声ソース、録画や配信の出力という順に書けます。機材によっては途中にオーディオインターフェースやミキサーが入ります。実際の接続にない機器を書き足さず、自分の構成だけを一行にします。
次に、同じマイクが複数の音声ソースへ登録されていないかを確認します。似た名前のデバイスがある場合は、型番や接続先を見て確かめます。どれか分からないまま削除するより、現在の設定を控えてから一つずつ音を止め、どの入力が残るかを試す方が戻しやすくなります。
試験中に配信の視聴ページを開いている場合も、再生音が別の音声経路へ入っていないかを見ます。確認用のページを閉じた録音と比べれば、聞き返しの音が含まれる状況かを切り分けられます。共同配信では通話相手の音もあるので、自分の声と相手の声を別に試す時間を設けます。
| 確認する部分 | 見ること | 変更前に残すこと |
|---|---|---|
| 接続 | マイクからパソコンまでの構成 | 端子と途中の機器 |
| 音声ソース | 同じ入力の重複 | 有効なソースの一覧 |
| 聞き返し | マイク直接音とアプリ経由音 | モニター設定 |
| 別アプリ | 通話やブラウザーの再生 | 試験時に開いたアプリ |
| 出力 | 録音ファイルに実際に含まれる音 | 試験ファイル名 |
端子やケーブルが原因かを試す場合は、説明書に沿って接続します。電源や音量に配慮せず急に抜き差ししたり、対応不明の変換用品を重ねたりしないようにします。破損したケーブルは使わず、機器メーカーの案内に従って交換や相談を進めます。
ここで症状が変わらなければ、無理に同じ場所を何度も触らず、どの経路まで確認したかを残して次へ進みます。機材の問い合わせでも「ノイズが出る」だけより、接続図と試した条件がある方が状況を伝えやすくなります。接続経路と試験結果を書き分けるMDノートを楽天市場で確認する
フィルターは一つずつ有効にして声も確認する
環境と入力経路を確認した後で、必要な処理を試します。ノイズだけに注目せず、声が不自然になっていないかを同じ録音で確かめることがポイントです。
OBSのノイズ抑制の公式説明では、軽い背景音などを対象とし、大きな環境音が多い部屋では効果に限りがあるとされています。またSpeexの抑制を強めると声などが歪むことも説明されています。まず部屋の音を整える理由は、処理だけで解決できる範囲に限りがあるためです。
設定を試す前に、今あるフィルターと順序を控えます。既に複数ある場合は、一度すべてを削除するのではなく、控えを残して一時的な有効・無効を比較します。もともと何のために入れたか分からないフィルターは、機能を公式案内で確認してから扱います。
OBSのフィルター一覧では、ノイズゲートは話していない間の背景音を切る処理、ノイズ抑制は背景音などを取り除く処理として案内されています。名前が似ていても用途を混ぜず、困っている場面に合わせて試す対象を決めます。
試験では、無言の間だけ静かになったか、話し始めが欠けていないか、語尾が最後まで聞こえるかを順に聞きます。普通の話し声で問題がなくても、小声や笑い声で違和感が出ることがあります。普段の配信で使う声の範囲を含めて確認してください。
具体的な数値は、マイクや距離、入力レベルで変わります。他の配信者の設定をそのまま完成形にせず、変更前後の録音を聞くための出発点として扱います。良くなった判断も、「静かになった」だけでなく「普通の声と語尾が保たれた」と条件を添えます。
フィルターを加えた後に別の問題が出たら、最後に変えた一か所を戻して試します。二つ、三つと同時に設定を変えるより、原因を追いやすくなります。部屋の振動に戻って確認が必要なら、対応マイクの設置やマウントも再点検できます。対応機種の振動対策用AT8455を楽天市場で確認する
本番の負荷で試し採用する設定を残す
声だけの試験が終わったら、アバター表示やゲーム、通話など、本番に近い構成でも短く録画します。実際の配信時だけ起きる問題を、音声単独の結果だけで見落とさないためです。
試験の組合せは、最初は音声だけ、次にアバター、次に普段使うアプリというように増やせます。どの段階から違いが出たかを記録し、初めから全機能を動かした一つの結果だけで判断しないようにします。配信ソフトが示す状態も、試験時刻と一緒に控えます。
画面と音のタイミング、声が途切れる位置、他の音へ埋もれる場面も確認します。ノイズが少なくても、ゲーム音が大きすぎて発言が聞こえないなら、視聴する人にとって別の問題が残ります。音声全体を一度通して聞く試験を最後に置きましょう。
MD PRODUCT MDノート A5ドット方眼
試験の条件が増えてきたら、設定の比較表を一つへまとめます。変更した点、ノイズ、声の自然さ、本番構成での結果、採用するか、という欄を横へ並べる使い方ができます。
MDノートA5ドット方眼15387006を楽天市場で確認する
公式仕様はA5、五ミリ間隔のドット方眼です。画面を設定用に使いながら手元で結果を書きたい場合に選びやすい文具です。試験番号を録音ファイル名とそろえ、再生した結果をすぐ対応させられる形にします。
採用した設定は、なぜそれを選んだかを一行残します。たとえば「通常の声と語尾を保ち、無言部分の連続音が気になりにくかった」という判断です。別の日に聞き直して違和感があれば、その条件を追加します。使う機器や部屋が変わったときにも、比較の出発点になります。
相談が必要な場合は、型番、接続先、アプリのバージョン、症状が出る場面、試した内容をまとめます。公開するサンプルに個人名や通知音、私的な会話が入っていないかも確認します。メーカーやソフトの窓口が案内する方法で必要な情報を渡し、原因が不明なまま機材を買い足す前に相談できます。
配信直前は戻せる範囲を決めておく
配信の開始時刻が近いときに、新しい機材と複数のフィルターをまとめて導入すると、比較する時間が足りなくなります。準備日には大きな変更を試し、当日は採用済みの構成で録音を一本確認する、という分け方ができます。直前に問題が見つかった場合も、最後に正常だった設定が分かれば、まずそこへ戻して再試験できます。
保存する設定表には、元へ戻す際に必要な情報を含めます。どの音声デバイスを選んでいたか、どのソースを有効にしていたか、聞き返しをどこへ出していたかなどです。画面の控えだけでは判別しにくい接続先には、短い説明を添えます。配信後にはその日の録画から一部を聞き、開始前の試験との差があったかを次回の課題へ移します。
毎回すべてを調整し直す必要はありません。マイクの位置を変えた日、機材を入れ替えた日、アプリを更新した日など、前回から変わった条件があるときに、その部分を中心に確かめます。
まとめ
VTuberのマイクノイズ対策は、同じ条件の録音を作り、環境音、机からの振動、入力経路、フィルターを順に確認すると進めやすくなります。一度に変える場所を絞り、ノイズと声の両方を聞いて採用する設定を選びましょう。
ショックマウントは、対応マイクで取付部からの振動を対策するときの候補です。AT8455なら対象はAT2020USB-XとAT2020USB-XPなので、型番を確認して選びます。設置後も同じ操作で録音して、何が変わったかを確かめてください。
最後はアバターやゲームも動かし、本番に近い構成で音全体を確認します。比較用の録音と設定表を残しておけば、次に環境が変わったときも、一から当てずっぽうに触らずに済みます。音声設定と試験結果を残すMDノートを楽天市場で確認する
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