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配信中に立ち絵の位置がずれた、テロップを直したい。でも視聴者の前で画面をいじるのは避けたい。そんなときに使えるのが、OBS Studioの「スタジオモード」です。OBS Studio公式サイトのガイドで、仕組みと使い方を確かめました。
この記事では、OBS Studio公式サイトのナレッジベース「OBS Studio Overview Guide」のStudio Mode、Scene Transitions、Hotkeys、Scenes and Sources、Testing / Finishing Upをもとに、OBS Studioのスタジオモードについて5つのポイントで整理します。後半の、配信中にシーンを直すために、配信前に準備しておくことは、この記事の提案です。
※この記事は、2026年10月時点でOBS Studio公式サイトのナレッジベース「OBS Studio Overview Guide」に掲載されている内容をもとにしています。この記事は、OBS Studio公式サイトのナレッジベース「OBS Studio Overview Guide」(英語)の内容をもとにしています。ガイドは2021年8月25日付で、バージョンによって画面の表記が違う場合があります。
スタジオモードとは
裏でシーンを変える機能
公式ガイドでは、スタジオモードを有効にすると、視聴者に見られることなく裏でシーンを変更できると説明されています。
まず目的を理解する
ガイドは、スタジオモードは少しわかりにくいかもしれないので、まずその目的を理解しましょう、と前置きしています。
視聴者からは見えない
視聴者には、スタジオモードが有効かどうかは見えないとも書かれています。
画面の見方
右がライブ
スタジオモードのボタンをクリックすると、右側に現在のライブシーン、つまり視聴者が見ている画面が表示されます。
左が編集用
左側には、編集用のシーンが表示されると説明されています。
直前のシーン
シーンを切り替えている場合は、最後にアクティブだったシーンが左の編集エリアに表示されるとされています。
| 位置 | 表示されるもの |
|---|---|
| 右 | ライブシーン(視聴者が見ている画面) |
| 左 | 編集用のシーン |
編集を反映するには
トランジションをクリック
シーンの編集が終わったら、「トランジション」をクリックすると左右が入れ替わり、編集していたシーンがライブシーンになると書かれています。
ホットキーでも
クイックトランジションやホットキーを追加していれば、それで切り替えることもできると説明されています。
終わったらオフに
すべて終わって変更したシーンに切り替えたら、次に編集が必要になるまでスタジオモードを無効にしてよいとされています。
OBSのスタジオモード 5つのポイント
1. 裏で編集できる
視聴者に見られずにシーンを変更できます。
2. 右がライブ、左が編集
右に視聴者が見ている画面、左に編集用のシーンが出ます。
3. トランジションで反映
「トランジション」をクリックすると左右が入れ替わります。
4. クイックトランジション
長さを変えた切り替えを登録できます。
5. 視聴者には見えない
スタジオモードの有効・無効は視聴者からは見えません。
5つのポイント早見表
| ポイント | OBS Studio公式サイトのナレッジベース「OBS Studio Overview Guide」の案内 |
|---|---|
| 裏で編集できる | 視聴者に見られずに編集 |
| 右がライブ、左が編集 | 右ライブ、左編集 |
| トランジションで反映 | クリックで入れ替え |
| クイックトランジション | 500msと1000msなど |
| 視聴者には見えない | オンオフは見えない |
シーントランジションの種類
最初から使える2種類
公式ガイドでは、初回起動時からフェードとカットの2つのトランジションが使えると書かれています。
追加できる種類
シーントランジションの欄のプラスボタンから、スワイプ、スライド、色へのフェード、ルマワイプ(複数のワイプの種類つき)を追加できると説明されています。今後さらに増えるかもしれないとも添えられています。
切り替えと長さ
使うトランジションはドロップダウンメニューで切り替えられ、長さも変更できるとされています。
| トランジション | 入手方法 |
|---|---|
| フェード | 初回起動時から |
| カット | 初回起動時から |
| スワイプ、スライド | プラスボタンで追加 |
| 色へのフェード、ルマワイプ | プラスボタンで追加 |
クイックトランジションの使い方
スタジオモードに登録
トランジションを設定したら、スタジオモードのクイックトランジションとして追加できると書かれています。
長さを変えて複数
クイックトランジションでは長さも設定でき、たとえば同じフェードを500msと1000msでメニューに追加できると説明されています。
左右のスワイプ
左スワイプと右スワイプを設定し、両方をクイックトランジションに追加して、シーンAからBへは左スワイプ、戻るときは右スワイプ、という使い方も紹介されています。
ホットキーの設定
設定画面のホットキー
公式ガイドの設定の解説では、ホットキーでさまざまな操作ができると紹介されています。
できることの例
配信や録画の開始・停止、ソースの表示・非表示、特定のシーンへの切り替え、プッシュトゥトーク、リプレイバッファの開始・停止・保存などが例に挙げられています。
キーボードに対応
キーボードのキーに対応していると書かれています。
シーンとソースの準備
シーンは好きなだけ
シーンはいくつでも作れて、Welcome、Desktop、Game、Break、Endのように名前をつけると区別しやすいと説明されています。
名前の重複に注意
OBS Studioではシーンとソースはすべて共通の扱いなので、同じ名前をつけられないと注意されています。ソースに「Game」と名付けたら、「Game」という名前のシーンは作れません。
上にあるソースが手前
ソースの一覧で上にあるものが手前に表示され、下のものを隠すことがあると書かれています。
編集で使える操作
赤い枠
ソースを選ぶと赤い枠が表示され、その枠で位置や大きさを変えられると説明されています。
Altでトリミング
Altキーを押しながら枠をドラッグするとトリミングでき、端が緑色に変わると書かれています。
プレビューのショートカット
CTRLを押しながらでスナップを無効、CTRL+Fで画面に合わせる、CTRL+Sで画面に引き伸ばす、CTRL+Dで中央に配置、CTRL+Rで大きさと位置のリセットができると紹介されています。
| 操作 | できること |
|---|---|
| CTRLを押しながら | スナップを無効にする |
| ALTを押しながら | トリミング |
| CTRL+F | 画面に合わせる |
| CTRL+S | 画面に引き伸ばす |
| CTRL+D | 画面の中央に配置 |
| CTRL+R | 大きさと位置をリセット |
解像度を変えるときの注意
基本(キャンバス)解像度
公式ガイドの映像設定の解説では、基本(キャンバス)解像度はソースを配置できる広さで、通常はモニターの解像度か、ゲームをする場合はゲームの解像度に合わせると説明されています。
変えると配置し直し
あとから基本(キャンバス)解像度を変えると、ソースの位置や大きさを合わせ直す必要があると書かれています。出力(スケーリング)解像度の変更では、この影響はないとされています。
60fpsは負荷に注意
60fpsの配信は30fpsに比べてシステムへの負荷がかなり大きくなることがあるので、前もってテストするよう注意されています。
テストの大切さ
テスト、テスト、テスト
ガイドの最後には「Test, test, test!」の見出しがあり、初めての配信の前にできる限りテストすることが強くすすめられています。
確かめたいこと
設定が機能しているか、配信がなめらかか、シーンが思いどおりに構成されているか、を確かめましょうと書かれています。
困ったときは
問題があれば、公式フォーラムのサポートでログファイルを添えてスレッドを立てるか、コミュニティチャットで質問できると案内されています。
配信中にシーンを直すために、配信前に準備しておくこと
ここからは、OBS Studio公式サイトのナレッジベース「OBS Studio Overview Guide」の案内をもとにした、この記事の提案です。
ここで挙げるのは、公式ガイドの内容をもとにした準備の例です。
スタジオモードで練習
配信していないときにスタジオモードをオンにして、左で編集し、トランジションで反映する流れを試しておきます。
切り替えをホットキーに
よく使うシーンへの切り替えやトランジションをホットキーに登録しておくと、配信中に慌てずに済みます。
名前を整理
シーンとソースは同じ名前にできないので、わかりやすい名前を先に決めておきます。
テスト配信
本番の前にテストして、シーンの構成や切り替えを確かめておきます。
よくある質問
スタジオモード中なのは視聴者にばれる?
公式ガイドでは、視聴者にはスタジオモードが有効かどうかは見えないと書かれています。
どちらが本番の画面?
右側が視聴者が見ているライブシーン、左側が編集用のシーンです。
編集を反映するには?
「トランジション」をクリックするか、クイックトランジションやホットキーを使います。
最初から使えるトランジションは?
フェードとカットの2つです。
シーンとソースに同じ名前はつけられる?
すべて共通の扱いなので、同じ名前はつけられないと説明されています。
トランジションの長さは変えられる?
ドロップダウンメニューでトランジションを切り替え、長さも変更できると説明されています。
使い終わったらどうする?
変更したシーンに切り替えたら、次に編集が必要になるまでスタジオモードを無効にしてよいとされています。
スタジオモードなら、視聴者に見せずにシーンを直せる
OBS Studio公式サイトのガイドによると、スタジオモードでは右にライブシーン、左に編集用のシーンが表示され、編集が終わったら「トランジション」で入れ替えます。視聴者にはスタジオモードの有効・無効は見えません。配信前にホットキーとテストを済ませて、落ち着いて使えるようにしておきましょう。