VTuber配信の録画を残すには?OBSの保存先・形式・再多重化の確認

※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。

配信が終わって、やっとひと息。あとで切り抜きを作ろうとフォルダーを開いたら、録画が見当たらない。

録画ボタンは押したはず。では、どこに保存したんだろう。見つかったとしても、編集ソフトへ入れられるだろうか。配信中の設定には気を配っていても、録画の行き先まで決めていないと、終了後にもう一仕事増えてしまいます。

VTuber配信の録画を手元に残すなら、保存先、録画形式、編集に渡す形式を分けて確認します。最後はファイルを開いて、中身と音声を確かめるところまで。「録画停止を押した」で終わりにしない流れです。

この記事はOBS Studioで録画を残す準備を扱います。アバターやマイクの購入、配信サービスのアーカイブ保存期間とは別の話です。新しいSSDが先に必要なのではなく、今の保存先と短い試し録画から見ていきましょう。

目次

録画の保存先を決め、短いファイルで行き先を確かめる

最初にOBSの設定を開き、「出力」の録画設定で保存先を確認します。英語の公式ガイドではRecording Pathという項目です。出力モードやバージョンで画面の並びは変わるため、自分の画面の録画設定をたどってください。

デスクトップだと思っていたのに、以前使った外付けドライブが保存先だった。フォルダー名は覚えているけれど、同じ名前の別フォルダーを見ていた。そんな取り違えを避けるため、パスを読み、実際にそのフォルダーを開きます。

「保存する場所」と「あとで保管する場所」を分けてもよい

本番中の録画はパソコン内の決めたフォルダーへ保存し、終了後に別のドライブへコピーして保管する、という組み方もできます。録画先と保管先を同じにする必要はありません。

外付けドライブへ直接録画する場合は、そのドライブが接続され、書き込める状態かを事前に確かめます。前回使えたから今回も同じ、とは急がないこと。ドライブ名や接続先を確認し、試し録画で行き先まで見ると、設定の思い込みを減らせます。

空き容量も、ファイルが一つ入るかだけでなく、予定する配信と録画を続けられる余裕があるかを見る必要があります。一律に「何GBあれば何時間」と決めるのは難しく、解像度、画質設定、映像の動きなどで録画ファイルの大きさは変わります。

短い試し録画の容量を目安にする場合も、本番と同じ設定で確認します。雑談画面だけの軽いテストを、そのまま動きの多いゲーム配信の保証にしないでください。空きがぎりぎりなら、長時間録画を始める前に保管方法を見直します。

配信を始めず、録画だけで試せるところから

OBSは配信だけでなく、オフラインの録画にも使えます。本番の公開配信で確かめる前に、録画だけを短時間行い、停止後のファイルを探して開きましょう。

待機画面から本編へ移る、普段の声で話す、予定しているゲームやアバターを動かす。実際に使う場面を少しずつ含めます。テスト用だと分かる内容にして、個人情報や公開したくない画面を映さないようにします。

停止したら、保存先のフォルダーで、今できたファイルの時刻と名前を照合します。昔の録画を開いて「大丈夫」と思ってしまうと、今回の設定を試したことになりません。冒頭のテスト内容が入っているかまで再生して確かめます。

保管先を増やしたい場合は、Type-A接続・1TBのスティック型という仕様を持つバッファローSSD-PUT1.0U3-BKCを楽天市場で確認する方法もあります。ただし、今の空き容量で足り、別の保管先もあるなら、録画を始めるために買い足す必要はありません。

MKV・通常のMP4・Hybrid MP4を同じものとして選ばない

録画形式の名前を見ると、編集で使うMP4へ最初から保存したくなるかもしれません。ただ、OBSには通常のMP4とは別にHybrid MP4などの形式があり、名前が似ていても録画の扱いが違います。

OBSの録画出力ガイドでは、途中で正常に停止できない場合への備えとしてMKVを案内しています。一方、現在のHybrid MP4・Hybrid MOVの公式説明には、新しい形式と導入バージョンが記載されています。古い「MP4は避ける」という説明を、名前にMP4が付くすべての形式へ広げないようにします。

MKVで残し、編集に渡す段階を別にする

MKVは、録画の途中で正常な終了ができなかった場合への耐性を考えて選べる形式です。ただし、使用する編集ソフトによっては、そのまま読み込めないことがあり、あとでMP4などへ再多重化する工程が必要になります。

「録画を残す形式」と「編集ソフトに渡しやすい形式」が別でもかまいません。配信前には録画できること、配信後には編集へ渡せることを、それぞれ確かめる考え方です。

なお、MKVを選べば、ディスク故障や誤削除を含むあらゆる問題から録画が守られるわけではありません。形式の特性と、別の場所へコピーを持つ保管方法は別です。大切な配信を一つのファイルだけに任せないことも考えます。

Hybrid形式が選べるかは、自分のOBSで確認する

公式説明によると、Hybrid MP4はOBS 30.2、Hybrid MOVは32.0で導入された形式です。書き込み中の中断への耐性と、通常終了後の互換性を両立させる設計ですが、対応する映像・音声のコーデックには違いがあります。

手元の録画設定にHybridの項目があるか、今使う編集ソフトで実際に開けるかを確認してください。「最新にしたら全部使える」「MP4だからどの中身でも編集できる」と言い切らず、短いファイルで試すのが先です。

通常のMP4やMOVは、ファイルを正常に終了させる処理が重要です。Hybrid形式はそれと区別して説明されています。拡張子だけ見て判断せず、OBSで選んだ録画形式の名前もメモしておきましょう。

拡張子は、中に入る映像の方式まで保証しない

OBSの映像・音声形式ガイドでは、コンテナーと映像・音声コーデックの組み合わせが整理されています。MP4という入れ物を選んでも、映像を圧縮する方式や音声の方式まで一つに決まるわけではありません。

編集ソフトで読めない場合も、録画形式の名前だけを変更するのではなく、そのソフトの対応する映像と音声の方式を確認します。使うパソコンで選択できるエンコーダーも異なります。ここで特定のエンコーダー設定を全員の正解にはしません。

形式変更と画質変更、音声設定変更を一度に行うと、何が結果に関わったのか見分けにくくなります。現在の設定を残し、一つずつ変えて試し録画を比較する。うまくいった条件を次の配信前に見直せるようにしておきます。

形式選びとは別にファイルの退避先が必要なら、SSD-PUT1.0U3-BKCの接続端子と容量を確認する際に、パソコンのOSや書き込み条件も合わせて見てください。SSDを追加しても、編集ソフトに対応しないコーデックの問題が自動で直るわけではありません。

OBSの再多重化を使い、編集ソフトで開くまで確認する

MKVで録画を残し、使う編集ソフトへMP4で渡したい場合は、OBSの再多重化機能が候補になります。公式ガイドの英語名はRemux Recordingsです。

OBSの「ファイル」メニューから該当機能を開き、元の録画を選び、出力先を確認して処理します。画面の日本語表記は使用バージョンで照合してください。元のMKVの名前だけを手作業で.mp4へ変えることとは別の操作です。

元の録画と出力されたファイルを混同しない

再多重化が終わったら、処理の完了表示だけでなく、出力先にファイルができているかを確認します。元の録画と新しい出力は、どちらを開いているか分かるように扱います。

最初は元の録画を残したまま、出力ファイルを再生し、次に編集ソフトへ読み込みます。読めないからと元ファイルを急いで消す必要はありません。元と出力の両方を置く容量も見て、保存先がいっぱいになる前に整理します。

また、再多重化をすれば、映っていなかったアバターが追加されたり、収録されなかった声が戻ったりするわけではありません。中身の確認は、形式変換の成功とは別に必要です。映像と音声の記録内容は試し録画の段階で見ます。

冒頭だけでなく、中盤と末尾も再生する

ファイルを開いて冒頭が動けば、ひとまず見つかったことは確認できます。そこから、中盤と末尾にも移り、想定した画面と声があるかを見ます。最後に録画したテストの場面が残っているかも確かめましょう。

切り抜きに使うなら、編集ソフトのタイムラインへ載せ、必要な映像と音声を扱えるかを確認します。再生ソフトでは聞こえたのに、編集側で欲しい音声が見つからない場合は、録画の音声トラックと編集側の対応を切り分けて調べます。

画質の高い設定へ変えたときは、普段と同じ配信の負荷を含めて試します。OBSの公式録画ガイドも、配信と別の品質やエンコーダーを使う場合に、パソコンの追加の資源が必要になることを説明しています。設定名の良さだけで、本番の安定を保証しないようにします。

自動で再多重化する前に、手動の一回を確かめる

OBSには録画停止後に自動でMP4へ再多重化する設定もあります。毎回必要なら便利な候補ですが、まず短い録画で手動処理を試し、どこに何が残るか分かってから利用を考えると混乱を減らせます。

録画した元ファイル、編集へ渡すファイル、書き出した切り抜き。それぞれの役割を分けておくと、同じ日付のファイルが増えても見失いにくくなります。保存先のフォルダー名を、今後の自分が読める名前にしておくのも小さな助けです。

ファイルのコピーを別のドライブに残すときは、コピー先から実際に開き直します。「コピー中」の表示が出たことと、コピー先で動画を使えることは同じではありません。切断する前に処理の完了を確認し、取り外しは使用OSの手順に従ってください。

コピー先の候補としてバッファローの1TBスティック型SSDを楽天市場で見る場合も、録画が完全に守られる道具とは捉えないこと。コピー後の読み直しと、元ファイルをどう残すかの運用を合わせて決めます。

まとめ|配信前の一回で、保存から編集までをつなぐ

VTuber配信の録画を残す準備は、録画ボタンの場所を覚えるだけでは終わりません。保存先を開き、選んだ形式で短く録り、停止後にファイルを見つけて再生する。編集する予定なら、編集ソフトへ渡すところまでつなげます。

MKVで録画し、必要に応じて再多重化する方法は一つの選択肢です。Hybrid MP4・Hybrid MOVが使える環境なら、その仕様と対応コーデックを確認し、編集側でも試します。通常のMP4とHybridを同じ注意点だけで説明しないのが大切です。

前回成功した設定は、録画形式、保存先、映像・音声の方式、編集ソフトで開けたかを一緒にメモすると役立ちます。ソフトの更新やパソコンの変更、外付けドライブの変更をしたときは、そこを起点にもう一度テストできます。

外付けSSDを選ぶ場合も、容量だけでは決めません。SSD-PUT1.0U3-BKCの仕様を確認するなら、Type-Aのスティック型を挿す場所があるか、隣の端子を使う機材と干渉しないか、OSとファイルシステムの条件が合うかを先に見てください。

この製品のメーカー仕様にはファイルシステムNTFSと記載されています。Macとの利用など、書き込み条件を確認すべき場合があります。録画準備の途中で「使えないから」と既存データのあるドライブを安易に初期化しないこと。必要なデータの保全と、メーカーの対応情報の確認が先です。

購入前の対応確認には、バッファローの公式製品ページから対応情報をたどれます。商品名の末尾まで同じ型番で確認し、似た型番の容量や接続方法を混ぜないようにしてください。

容量を1TBにすれば、どんな配信でも決まった時間数を録画できるわけではありません。メーカーが紹介するテレビ録画の時間を、そのままOBSの録画時間に置き換えないようにします。用途と設定が違う数字を持ち込まず、自分のテストファイルと空き容量で考えます。

共同で編集する相手がいるなら、送る前に短いテストファイルを同じ環境で開けるか確認してもらう方法があります。その際も、公開前の素材や会話が入っていないかを見直し、ファイルに含まれる情報を確認してから共有します。形式の確認のためだけに、配信一本を丸ごと渡す必要はありません。

切り抜き用の素材には、配信で映したゲームや音楽、ゲストの発言などが含まれる場合があります。録画が手元にあることと、別の場所で自由に公開できることは同じではありません。使う素材や出演者に関する許諾・利用条件を確認し、技術的に編集できたことを公開の許可と取り違えないようにしてください。

今の保存先で録れて、編集にも渡せて、保管先のコピーも読める。その一連が確認できたら、機材を増やすより、同じ準備を次の配信で再現できる状態に整えるほうが先です。配信終了後に「どこへ行った?」と探す時間を減らすために、開始前の一回を使っていきましょう。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

vtuber tube編集部です。vtuberについてまとめています。

目次