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VTuberの配信を始めると、OBSの「映像ビットレート」にいくつを入れればいいのか、迷う人が多いですよね。Xでも「YouTubeで配信する時、皆はOBSの映像ビットレートどれくらいに設定してるんだろ?」という投稿がありました(Xの投稿)。数字が違うのは、解像度やフレームレート、使うエンコーダ、そして回線の速さが人によって違うからです。
この記事では、ビットレートの決め方を順番に紹介します。表の数字を写すだけでなく、自分の回線から計算する方法と、配信中にうまくいっているかを確かめる方法まで、一緒に見ていきましょう。
YouTubeが示すビットレートの目安と、回線からの決め方
まずはYouTubeが公式に出している数字を確かめ、そのうえで自分の回線の速さから、実際に入れる数字を決めていきます。表の数字は「これにしなければいけない」ではなく、最小から推奨までの範囲として読むのがコツです。
YouTube公式の表は「最小」と「推奨」、コーデックで2系統ある
YouTubeヘルプの表は、取り込みの解像度とフレームレートごとに、最小と推奨のビットレートを載せています。2026年10月26日時点のYouTubeヘルプの数字を、OBSの入力欄と同じkbpsに直すと次のとおりです(1Mbps=1,000kbps)。
| 解像度・fps | H.264 最小 | H.264 推奨 | AV1・H.265 最小 | AV1・H.265 推奨 |
|---|---|---|---|---|
| 2160p(4K)・60fps | 14,000 | 50,000 | 10,000 | 35,000 |
| 1440p・60fps | 8,000 | 34,000 | 6,000 | 24,000 |
| 1440p・30fps | 7,000 | 21,000 | 5,000 | 15,000 |
| 1080p・60fps | 6,000 | 17,000 | 4,000 | 12,000 |
| 1080p・30fps | 5,000 | 14,000 | 4,000 | 10,000 |
| 720p・60fps | 3,000 | 8,000 | 2,000 | 6,000 |
| 720p・30fps | 3,000 | 8,000 | 2,000 | 6,000 |
表の見方で大事なのは、自分が使うエンコーダに合わせて列を選ぶことです。OBSの「映像エンコーダ」でx264やNVENC H.264のようなH.264を選んでいるなら左の2列、AV1やHEVC(H.265)を選んでいるなら右の2列を見ます。同じ1080p・60fpsでも、推奨はH.264で17,000kbps、AV1とH.265では12,000kbps。新しいコーデックのほうが、少ないデータ量で同じくらいの画質を出せるという前提の数字ですね。
もうひとつは、「最小」は品質の目標ではないという点です。OBS Versionsの解説も、最小を推奨と同じものとして扱わないように、と注意しています。1080p・60fpsでH.264なら6,000kbpsから17,000kbpsまでが目安の範囲で、回線に余裕があるほど推奨に近づけていく、という考え方になります。720pは30fpsも60fpsも同じ数字なので、迷ったら60fpsを選んでもビットレートの条件は変わりません。
上の表に載せなかった行もあります。YouTubeヘルプの表では、2160p(4K)・30fpsはH.264で最小11,000kbps・推奨42,000kbps、AV1・H.265で最小8,000kbps・推奨30,000kbpsです。いちばん下の480p・30fpsと360p・30fpsはどちらも同じ数字で、H.264なら最小400kbps・推奨4,000kbps、AV1・H.265なら最小300kbps・推奨3,000kbpsでした。
YouTubeヘルプによると、解像度とフレームレートはデフォルトでは自動で検出され、配信はYouTubeによって自動的にコード変換されて、さまざまな出力形式が作られます。視聴者がスマホで480pを選んで見ても、こちらは1つの解像度で送ればよいということです。
自動検出ではなく解像度を自分で指定したいときは、カスタムのストリームキーを作り、「ストリーミングの解像度」で「手動設定をオンにする」を選ぶ、とYouTubeヘルプに書かれていました。なお、この表はライブ配信の取り込み用の数字で、アップロード動画のエンコード推奨とは別物だとOBS Versionsは書いています。録画の設定については、配信の録画を残す方法の記事で詳しく紹介しています。
回線の上り速度の75%から、入れる数字を計算する
表の範囲が決まったら、次は自分の回線でその数字を送りきれるかを確かめます。YouTubeヘルプは、速度テストを行ってアップロードのビットレートをテストすることをすすめています。ここで見るのは下り(ダウンロード)ではなく、上り(アップロード)の数字なので気をつけましょう。
OBS公式ナレッジベースの「Stream Connection Troubleshooting」(2024年9月30日付)には、映像ビットレートは安定したアップロード速度と配信サービスの上限で決まり、最初は合計のアップロード速度の75%にするのがよい出発点だ、と書かれています。残りの25%は、音声や回線のゆらぎのための余裕と考えるとわかりやすいでしょう。計算してみると、次のようになります。
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上りが5Mbpsの回線:5×0.75=3.75Mbps → 3,750kbps。720p(H.264で3,000〜8,000kbps)の最小は超えるが推奨の半分以下。480p・30fps(H.264の推奨4,000kbps)ならほぼ推奨に届く
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上りが10Mbpsの回線:10×0.75=7.5Mbps → 7,500kbps。720p・60fps(H.264で3,000〜8,000kbps)なら推奨に近い数字を入れられる。1080p・60fpsなら最小の6,000kbpsは超えるが、推奨の17,000kbpsには遠い
- 上りが20Mbpsの回線:15Mbps → 15,000kbps。1080p・30fps(推奨14,000kbps)なら推奨どおり、1080p・60fpsは推奨に少し届かないが範囲内
- 上りが40Mbpsの回線:30Mbps → 30,000kbps。1080p・60fpsの推奨17,000kbpsに余裕があり、1440p・30fps(推奨21,000kbps)も視野に入る
速度テストは、配信する時間帯に、配信に使うパソコンで測るのがおすすめです。夜は回線が混みやすいので、昼に測った数字だけで決めると、本番で足りなくなることがあります。OBSの公式ナレッジベースも、ハードウェアの問題の欄で、Wi-Fiは配信には不安定なことがあり、配信するときは有線接続がすすめられる、と書いています。モデムやルーターの調子が悪いときは、両方を再起動するようにとも案内されていました。
YouTubeとTwitchへ同時に配信する場合は、サービスごとの上限も確かめておきましょう。OBS Versionsの解説では、Twitchの1080p・60fps(H.264)の推奨は6,000kbpsのCBR、Kickは8,000kbpsまでとされています。Xには、obs-multi-rtmpでYouTubeを12,000kbpsにしたまま同じエンコーダでTwitchに流したらうまくいかず、Twitch用に別のエンコーダを指定して6,000kbpsにしたら動いた、という投稿もありました(Xの投稿)。同時配信では、2つのビットレートの合計が上りの75%に収まるかも計算に入れてくださいね。
OBSに数字を入れる場所と、YouTubeの推奨にそろえる項目
数字が決まったら、OBSの設定画面に入れていきます。ビットレートだけでなく、レート制御やキーフレーム間隔、音声の設定もYouTubeの推奨にそろえておくと、YouTube側で警告が出にくくなります。
出力と映像の設定、CBRとキーフレーム間隔2秒をそろえる
OBSでは、「ファイル」メニューの「設定」から、左の「出力」タブを開きます。V/WIREや白い鴉の手順によると、入れる場所は「出力モード」によって違うそうです。
- 「出力モード」が「基本」なら、「配信」の欄にある「映像ビットレート」に数字を入れる
- 「詳細」なら、「配信」タブの「エンコーダ設定」にある「ビットレート」に入れ、「レート制御」で固定ビットレート(CBR)を選ぶ
- 同じ「詳細」の画面で、「キーフレーム間隔」を2秒にする
- 「音声ビットレート」を128kbpsにする(ステレオの場合)
- 左の「映像」タブで、「出力(スケーリング)解像度」と「FPS 共通値」を、表で選んだ行に合わせる
YouTubeヘルプのエンコーダの設定表では、ビットレートのエンコードはCBR、キーフレーム間隔は2秒を推奨して4秒以下、フレームレートは最高60fps、音声はAACまたはMP3で、ステレオなら44.1kHz・128kbpsとされています。OBSの入力欄はkbpsなので、15Mbpsにしたいなら「15000」と入れる点も間違えやすいところです。
同じ表には「詳細設定の推奨値」も載っています。ピクセルアスペクト比はスクエア、フレームタイプはプログレッシブスキャンで2 Bフレーム・1基準フレーム、エントロピーコーディングはCABAC、色空間はSDRなら709、ビット深度はSDRで8ビットです。5.1サラウンドで配信する場合は、RTMP/RTMPSで対応している音声コーデックはAACだけで、サンプルレートは48kHz、音声ビットレートは384kbpsとされていました。プロトコルについては、データが暗号化されるRTMPSでの配信がすすめられています。
キーフレーム間隔は、YouTubeの「ライブ配信のエラー メッセージ」のページにも説明があります。キーフレームが2秒に1回送信されるようにしてほしい、30fpsの場合は60フレームごとに1回、という書き方です。さらに、フレームレートとキーフレーム間隔は連動していて、フレームレートを変えるときはキーフレームが2秒に1回になるようキーフレーム間隔も変える必要がある、とも書かれていました。OBSのキーフレーム間隔は秒で指定するので「2」にしておけば、fpsを変えても2秒ごとになります。ほかのエンコーダでフレーム数で指定する場合は、60fpsなら120フレームという計算です。
同じページには、ビットレートが推奨値より高い、または低いときに出るメッセージも並んでいます。音声のビットレートについては、128kbpsより高くても低くても「128 Kbps にすることをおすすめします」と表示されるようです。また、選んだ解像度に十分な帯域幅を確保できない場合は、解像度を低くすることを検討するよう案内されていました。ビットレートだけを下げ続けるより、1080pから720pへ解像度を下げたほうが、きれいに見える場合があるということですね。
数字を自分で決める前に、OBSの「ツール」メニューにある「自動構成ウィザード」を使う方法もあります。V/WIREによると、「帯域幅のテストでビットレートを推定する」にチェックを入れると、回線の速さを測ってビットレートを決めてくれます。ただしテストでは、音声のない映像が自分のチャンネルに実際に配信されるので、OBSはテストが終わるまで配信を非公開にし、アーカイブが残らない設定にしておくことをすすめているそうです。
エンコーダの選び方にもひとこと。白い鴉の記事によると、OBSの説明では「ハードウェア(NVENC, H.264)」のようなハードウェアエンコードはCPU使用率がほとんどなくなる一方で、同じ品質を得るにはより多くのビットレートが必要になる、とされています。VTube Studioなどでモデルを動かしながらゲームもする場合は、CPUの余裕とビットレートの余裕のどちらを優先するか、という見方で選ぶとよいでしょう。
配信中にビットレートが足りているかを確かめる
設定を入れたら、本番の前にテスト配信をして、映像がきちんと届いているかを確かめます。YouTubeヘルプも、実際の配信時の音声や動きに近い状態でテストを行い、配信中はストリームの状態を監視するようにと書いています。
OBSの「統計」で、回線の問題かパソコンの問題かを見分ける
配信中は、V/WIREの手順のとおりメニューの「表示」から「統計」を開いておくと、ビットレートやCPU使用率、ドロップしたフレームの数が並びます。白い鴉の記事では、「ドロップしたフレーム(ネットワーク)」が増えるなら回線側、「エンコードラグによりスキップされたフレーム」「レンダリングラグにより逃したフレーム」が増えるならパソコン側の処理が間に合っていない、と項目名から読み分けていました。
視聴者から「止まる」と言われたときの切り分け方は、YouTubeヘルプの「YouTube ライブ配信のトラブルシューティング」に載っています。エラーを報告しているのが1人だけなら、その視聴者のパソコンや回線の問題が考えられます。1つの回線を共有する多くの視聴者なら、その共有ネットワークの容量不足が疑われ、たとえば10人が同時に見るには受信速度が10倍必要だと説明されていました。それぞれ別の回線から見ている多くの視聴者が報告しているなら、配信側のエンコーダの問題が考えられるので、エンコーダを最新版に更新し、エンコーダのCPU負荷やローカルの録画ファイルに乱れがないかを確かめるよう案内されています。
OBS公式ナレッジベースによると、ドロップしたフレームとは、配信サーバーとの接続が安定していないか、設定したビットレートに追いつけないために、OBSが映像のフレームを捨てて調整した状態のこと。ドロップが多すぎると、配信サーバーから切断されることもあるそうです。そしてナレッジベースは、OBS Studio自体がドロップの原因になることは極めて考えにくいとまで書いています。回線側のドロップが出たときに試す順番は、ナレッジベースでは次のような順でした。
- 「設定」→「配信」で、別のサーバーを選んでみる
- 「設定」→「出力」で、映像ビットレートを下げる(上りの75%が出発点)
- 別の配信サービスに試しに配信して、サービス側の問題かどうかを切り分ける
- 「設定」→「詳細設定」→「ネットワーク」で、ネットワーク最適化とTCPペーシングを有効にする(Windowsのみ)
- 同じ画面で「Bind to IP」(IPにバインド)を既定(Default)に、IPの種類をIPv4のみにして試す
それでも直らないときは、OBSの外を疑います。ナレッジベースは、セキュリティソフト(ファイアウォールやウイルス対策)やVPNが接続に割り込んでいる場合、Lenovo VantageやKiller NICのような「ネットワークを最適化する」ソフトがOBSの通信の優先度を下げている場合、古いネットワークドライバの場合を例に挙げていました。セキュリティソフトなら、いったん無効にして直るかを確かめ、直ったらOBS Studioを例外に追加してから有効に戻す、という手順です。
同じ「ネットワーク」の画面には、ナレッジベースで「Dynamically change bitrate to manage congestion (Beta)」と呼ばれている、ビットレートを動的に変更する項目もあります。回線が追いつかないときに、フレームを捨てる代わりにビットレートを下げる機能です。Xでも、ここにチェックを入れておくと上りが細いときにビットレートを自動で下げてくれる、と紹介している投稿がありました(Xの投稿)。ただしナレッジベースは、これはドロップの根本の原因を解決するものではなく、ほかの方法で直せない場合にだけ使うべきで、ビットレートが下がれば画質も下がる、と注意しています。
パソコン側のサインが出ているときは、原因が回線ではないので、ビットレートを下げるだけでは解決しにくいでしょう。白い鴉の記事では、OBS公式ナレッジベースがすすめる方法として、出力解像度を下げる、60fpsで重ければ30fpsにする、ゲームのグラフィック設定を下げる、GPUを使うほかのソフトを閉じる、といった方法が紹介されていました。
YouTubeの遅延の設定と、ビットレートの関係
ビットレートと一緒に見直したいのが、YouTube側の「ライブ配信の遅延」の設定です。YouTubeヘルプ「ライブ配信の遅延について」では、3つの選択肢が説明されています。
同じページによると、通常の遅延はすべての解像度とライブ機能に対応しています。低遅延は、視聴者とのやり取りが限定的で、アンケートなどで回答を待つ必要がない配信向けの、ほかの2つの間をとったバランスのよい設定と説明されていました。エンコーダの設定のページにも、2160p(4K)の配信では低遅延の最適化が使えず、すべて画質優先の通常の遅延に設定されるという注記があります。
| 遅延の設定 | 向いている配信 | 遅延の目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 通常の遅延 | 視聴者とやり取りしない配信 | ― | 視聴者側のバッファ量が最小限に抑えられ、高い品質が得られる。すべての解像度に対応 |
| 低遅延 | やり取りが限定的な配信 | 通常は10秒未満 | 4Kには非対応 |
| 超低遅延 | リアルタイムで活発にやり取りする配信 | 通常は5秒未満 | 4Kには非対応。視聴者側のバッファ量が増える可能性が高い |
同じページによると、遅延を小さくすると動画プレーヤーの先読みバッファが小さくなり、エンコーダとプレーヤーの間の問題を視聴者が感じやすくなります。超低遅延の注には、ネットワーク上で取り込みの問題が起きたときに視聴者が受ける影響が大きくなるので、選んだビットレートで配信を維持できるか確かめてほしい、と書かれていました。Xでも、配信がぐるぐる止まると悩む人に向けて「超低遅延にしてませんか?OBSのビットレート設定を下げてください」と呼びかける投稿が見られます(Xの投稿)。
この「バッファ」について、同じページでは、視聴者側のプレーヤーがライブ配信のデータを少し多めに持っておくことで、インターネットの速度が変わっても再生を続けられるようにしている、と説明されていて、統計情報では「Buffer Health」と呼ばれているそうです。遅延を小さくするほど、この貯金が小さくなるわけですね。また、ネットワークの混み具合も遅延の原因になり、平均的なビットレートに見合った好条件の回線でも遅延は起こりうる、とも書かれていました。
超低遅延の注には続きがあり、最善の結果を得るにはAV1かHEVCを使い、YouTubeのエンコーダの推奨事項に従うように、と案内されています。最初の表と合わせて考えると、1080p・60fpsの推奨はH.264で17,000kbps、AV1・H.265なら12,000kbps。上りが20Mbpsの回線(75%で15,000kbps)なら、H.264では推奨に届かないものの、AV1やHEVCなら推奨の12,000kbpsを入れてもまだ3,000kbpsほど余裕が残る計算になります。超低遅延で配信したい人ほど、使っているパソコンとOBSでAV1やHEVCのエンコーダが選べるかを確かめる価値がありそうです。
4Kで配信したい場合は、選べるのは通常の遅延だけです。低遅延と超低遅延はどちらも4Kに対応していません。しかもH.264の4K・60fpsの推奨は50,000kbpsで、上りの75%で計算すると、およそ67Mbps以上の上り速度が必要になります。4K配信は、遅延の設定と回線の両方の条件がそろってから考える、という順番がよいでしょう。
つまり、コメントとすぐに会話したい雑談配信で超低遅延を選ぶなら、ビットレートは上りの75%いっぱいではなく、少し下げて余裕を持たせるほうが安心、ということになります。反対に、歌枠やゲームのように視聴者との即時のやり取りより画質を優先したい配信なら、通常の遅延や低遅延にして、ビットレートを推奨に近づける選び方もあるでしょう。
遅延の設定は、YouTube Studioの右上の「作成」から「ライブ配信を開始」を選び、エンコーダ配信の画面にある「ライブ配信の設定」の「ライブ配信の遅延」で選びます。YouTubeヘルプによると、ウェブカメラとモバイルからの配信は常にインタラクティビティ優先で設定されていて、遅延は選べないそうです。OBSで配信するときにだけ選べる設定なので、配信の内容に合わせて毎回確かめておくと安心ですね。
OBSのビットレート、5つのポイントをおさらい
最後に、この記事のポイントを5つにまとめます。
1つめは、YouTubeの表の読み方です。解像度・fpsの行と、使うコーデックの列を選び、最小から推奨までを範囲として見ます。H.264の1080p・60fpsなら6,000〜17,000kbps、AV1やH.265なら4,000〜12,000kbpsです。
2つめは、回線からの計算。OBS公式ナレッジベースのとおり、速度テストで測った上りの75%を出発点にします。同時配信なら、合計で収まるかも確かめましょう。
3つめは、OBSに入れる項目です。「出力」でビットレートを入れ、詳細モードならCBRとキーフレーム間隔2秒、音声は128kbps・44.1kHzにそろえます。
4つめは、配信中の確認。「統計」で、ネットワークのドロップならビットレートやサーバー、接続を見直し、ラグによるスキップならパソコンの負荷を下げます。
5つめは、遅延の設定とのバランスです。超低遅延は取り込みの乱れが視聴者に伝わりやすいので、選んだビットレートを維持できるか、テスト配信で確かめてから本番に臨んでくださいね。